両(りょう)は、尺貫法における質量の単位であり、また、近世の日本における金貨の通貨単位である。 質量の単位としての両は、匁の倍量(貫、斤の分量)単位で、日本では1両=10匁=1/100貫=1/16斤とされた。おおむね41~42グラムくらいであったが、明治時代に1貫=3.75キログラムと定められたので、1両=37.5グラムとなる。中国では銭(日本の匁に相当)の10倍を両(市両)とし、両の10倍を斤(市斤)としている。ただし、10両を1斤としたのは1929年のことで、それまでは16両を1斤としていた。1市両は50グラムである(市制も参照)。1929年当時イギリス領だった香港では現在も1斤=16両=600グラム、1両=37.5グラムである。 金貨の通貨単位としての両は、4分に等しく、また16朱に等しい。小判1枚の貨幣価値に相当し、したがって二分金2枚に、一分金や一分銀4枚に相当し、また二朱金8枚に、一朱金16枚に相当する。明治時代に円に改称されたが、しばらくの間は円のことを両とも呼んでいた。

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